篠山市と神戸大学が連携事業の一環として開催している地域連携フォーラムが篠山市の丹南健康福祉センターで開催されました。
今年で10回目となるフォーラムでは篠山市の地域の方々をはじめ、神戸大学の教員や学生、篠山市役所職員など、130名以上の方が参加しました。会場はあっという間に満員になり、急遽イスを補充するほど大盛況となりました。
フォーラムでは、農学部に限らず神戸大学の他分野の研究科の先生方の発表をはじめ、人間環境発達学研究科の丑丸敦史先生による特別講演など盛り沢山の内容となりました。
特にポスターセッションでは、実践農学入門や実践農学といった演習科目の学生をはじめ、地元の東雲高校やESD(場の教育)、サークル活動、地域おこし協力隊といった篠山市に関わる様々なポスターが25枚も展示され、発表者は短い時間の中で思い思いに自分たちの活動の成果を発表していました。
フォーラム後の懇親会でも運営者側の予想を遥かに超える人数が参加し、会場は熱気に包まれていました。
このフォーラムは、その年の活動や研究成果を発表する場でもあり、ひとつの区切りでもありますが、今日参加してくれた学生にはこれで終わりではなく、これからも何らかのかたちで篠山と繋がってくれたらいいなと思います。