12月8日(土)晴れ時々みぞれ交じりの雨のち曇り
実践農学入門第7回実習『農家へ弟子入り!黒豆の収穫と選別』が行われました。
今回の実習には、神戸大学から38名、東雲高校から4名の計42が参加しました。
5月から始まった現地実習も、実際に農作業を行う実習はこの日が最後です。気合をいれて最後の実習に臨みます。
9:30それぞれの受入農家さんに分かれて実習が始まりました。
10月には枝豆として収穫した黒豆ですが、今回黒大豆としての収穫です。
ひたすら黒豆の選別作業を行う班、畑にて必要のなくなった支柱の片づけを行う班、収穫前の下準備としての黒豆の余分な枝取りする班など、各班さまざまな作業を経験できたようです。
出荷用の選別作業では、農家さんの指示のもと真剣に作業が行われていました。どのような豆をはじかないといけないのか頭を悩ませながらの作業「この豆はどうですか?」「あぁこれはあかんやつやな」など時々農家さんへ確認しながらもくもくと作業が続きます。
「せっかくつくったのに、出荷できないのは勿体ない!と思ってしまうけど、値が下がるのも困るし…」とはある学生さんの言葉です。農作物への愛情と市場へ流通させるための規格や商品価値の維持との葛藤。購入する側の立場では気が付けないことに気が付く良いきっかけとなったようです。
また、とある班では学生が選別した豆を明日農協へ出荷するとのこと。責任重大です。
この実習では本当にたくさんの貴重な経験をさせて頂いています。本当にありがとうございました。
今回の実習では、途中みぞれ交じりの雨が降り出すなど不安定なお天気の中でしたが、これも自然相手の農業ならでは。自然を相手に作物を育てるという大変さが実感できた一日でした。
各班が実際にどのような実習を行ったのかは、近日中に食農コープ教育HPに学生達の手によってレポートがアップされますのでお楽しみに。
なお、食農コープ教育HPには過去の実習のレポートも掲載されていますので併せてご覧ください。
(藤原ひとみ)