11 月25 日(土)、26 日(日)の10:00~16:00、JR 篠山口駅(イノベーションラボ、東口および西口)にて、丹波
篠山茶生産組合との共催(協力:味間地区まちづくり協議会、丹波篠山観光協会)による「ササヤマエキマルシェ-
丹波ささやま茶フェア-」を開催しました。
生産組合によるお茶のすくいどりや販売には、開発中の粉茶の試飲に駅を利用する多くの方が立ち寄った他、ラボでの企画展示・上映、様々な企画を通じて丹波茶に触れ、ともに新たな可能性について考えました。生産者を交えての「茶話会」では、お茶が昔よりも飲まれなくなった現在、丹波茶の歴史をつないでいくにはどのような商品づくりをしたら良いか等が話題に上がり、お茶好きの参加者からは「一人暮らしには小さいパックが良い」や、「お茶缶リユースなんてどうだろう」、「丹波篠山茶の特徴を生かした限定パッケージを作ってみてはどうか」等様々なアイデアがあげられました。
25 日には篠山イノベーターズスクール生の谷木美智子さんによる、お茶を使ったハーブティーセラピー、ほうじ茶ラテワークショップがあり、特に女性陣に人気でした。また、篠山鳳鳴高校生によるお茶ふりかけの試作お披露目があり、「手軽にできていい」と意外なアイデアに参加者も驚いていました。26 日には、3種のお茶でのお茶漬け食べ比べをしましたが、お茶同様にお茶漬けにも好みが分かれるようで、秋番茶、ほうじ茶、煎茶、それぞれのお茶漬けに違った良さがあることが発見できました。また、両日篠山イノベーターズスクール生 梅谷美知子さんによる「うめたん」オリジナルツアー相談ブースも持たれ、茶摘みや寒茶づくりツアーを行えたらいいねという話にもなりました。参加者からは「お茶を飲む以外の活用があって面白かった」、「アイデアに満ち溢れていた」、「丹波篠山茶の現状がよくわかった」、「普段思っていることを生産者に伝える場があることは嬉しい」など、好評を頂き、丹波ささやま茶を知る、関わりを深める、きっかけとなったのではないかと思います。