CBL「強みを活かす農場経営」
農業の実践者、丹波市春日町で10代以上続く婦木農場を営む婦木克則さんから学びます。
受講生は、農業をされている方も、親がしてるけど自分はしていないという方も様々ですが、農業というキーワードに
集まったみなさんです。
婦木さんは、この講座を通して「自分がどんな農業をよいと思うのか」を各自がじっくり考える機会にしたいと話します。
講義は、朝日放送「LIFE〜夢のカタチ〜」で婦木農場について放送された映像から始まりました。
婦木農場では、お米や野菜に、養鶏、酪農、加工品の製造販売、さらに農家体験施設○では農業体験、宿泊、○カフェなど多面的な経営を家族で行っています。
婦木さんは「今、農村はおもしろい!」をテーマに掲げ、丹波の地で行う農業の魅力を伝え、その魅力を自らもつくり出しながら、続けてきました。
そんな姿を見て育った息子さんたち。
学校卒業後、婦木農場に戻り、一緒に農業を営むようになりました。
それぞれが自分の得意分野を活かし、養鶏、酪農、チーズの加工販売やスイーツ開発など婦木農場の幅をさらに広げています。
農業は自由
何をやってもいいんだと婦木さんは言います。
儲けたければ儲けるようにやればいいし、のんびりやりたければそうしたらいい。
1番大切なことは、自分がおもしろいと感じられる農業をすること。
周りがいくら、儲けなければあかんとか、こういう農業がいいとか
日本の農業がどうだとか食料自給率がどうだとか言ってたとしても、それは全く別の問題で
たくさんある選択肢の中から自分で決めて、自分が目指す農業をやればいい。
婦木農場ではそれを達成する為に、妥協を許さずひとりひとりが常に考えながら農業を営んでいます。
詳しい話は後の方の回ですると言いながらも
経営の話や畑・作物の話、販売ルートの話など、質問も交え、婦木農場や他の農家さんの具体的な取組も聞けて
受講生のみなさん、自分自身がよいと思うのはどんな農業かを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
これから6回の講義を通して、全員ますます農業が好きになるんじゃないかなと思った初回でした。
婦木農場がテレビ放映された後1〜2週間は電話が鳴り止まなかったとか
経営の話もおりまぜながら
婦木さんの話から各自それぞれの農業を考えていきます!