ひとつ前の記事でも紹介しましたが、2012年6月23日(土)実践農学入門の現地実習が行われました。
直前に台風が来るなど心配されたお天気でしたが、当日は前日までの雨など嘘のように晴れ渡り、絶好の実習日よりです。
今回やってきた神戸大学生は46名、そこに東雲高校からの参加学生3名が加わり総勢49名が参加しました。
前回は全体で田植えを行いましたが、今回からは12班に分かれて、本格的に農家へ弟子入りです。
各班がそれぞれの受入先の農家さんと一緒に畑へ移動して実習開始です。
今回のメインテーマは「黒豆の移植」。農家へ弟子入りということで、農家さんが先生です。
メインテーマこそ決めてありますが、基本的に作業内容は農家さんへお任せです。そのため、実習内容は班毎に様々でした。
機械での苗の移植を行う農家さん、機械ではなく手作業で移植する農家さん、移植ではなく、種の直播を行う農家さん、苗床づくりから始める農家さん。実習の受入先を順番に視察させて貰いましたが、同じ作業でも農家さんそれぞれの流儀があるようで、少しづつ作業内容が変わっていました。
午前中に回った班の学生はまだ慣れない作業に四苦八苦していましたが、午後になると、大分作業に慣れてきたようで、チームワーク良く作業を行っていました。
農家さんも「だんだん、慣れてきたみたいでな、しっかりやってくれとるで!」とのこと。
本当にお世話になりました。
お天気は良かったとはいえ、前日までの雨で畑のコンディションは良くありません。泥だらけになった班もありましたが、作業を終えて帰ってきた学生達の顔は達成感にあふれていました。
みなさま、本当にお疲れさまでした!
次回は7月14日 メインテーマは『黒豆の中耕培土』です。
今回学生達が植えた黒豆がどの程度育っているのか楽しみです。
(藤原ひとみ)