2012年6月14日(木)、めちゃめちゃ晴れ。
市民プラザは、ボランティア団体、NPO法人、各種サークル、まちづくり協議会など、地域づくりに取り組む様々な市民団体・グループの活動を応援する市民活動創造の拠点です。篠山市民センターの一角をオフィスとして活動をおこなっています。
神戸大学篠山フィールドステーションでは、毎月一度、市民プラザに出張窓口をおこなっています。
もし市民の方が訪ねてこられたら、神戸大学の教員らがどのような研究をおこなっているかを紹介したり、そうでない場合は、プラザのスタッフの方の相談にのったり、情報共有したりしています。
今日の相談。「若手の就農希望者が農業で食っていくにはどうしたらいいか」
篠山市には、農業をしたいと移住を希望される方がけっこういらっしゃいます(私が出張窓口で市民プラザいくとけっこうな頻度で出会ったり相談されたりする)。ですが、農業は食っていけないと言われたり、農地を貸してもらえないとかで、あきらめて帰る方も多いようです。
「営農組合ではなく、有志で農業で生計をたてるような組織を立ち上げたら、そういった新規就農者も仲間に入りやすいのではないかと思うのよ」
と、スタッフさんが言います。
「どうしたらいいのかしら?」
「営農組合ではだめなんですよね?」
「そうなの、営農組合も検討した(or入ってみた)こともあったみたいだけど、うまくいかなかったみたいなのよね」
…生計がたてられるような農業経営。
兼業農家が多い篠山に、農業だけで生活している農家がどれくらいいるのでしょうか。また、有志の農業組合はないのか、調べてみることにしました。それから、それを専門にしている先生に相談してみることにします。
もし、他にも同様なことで悩んでいる方がいらっしゃるならば、勉強会をしてみてもいいですよね。
…ところで
市民プラザには、「農で起業する」という著書がおいてありました・・・^^;
きっと、プラザには市民や企業の方が毎日たくさん訪れるわけですから、そういった著書を読んで勉強したりする時間はないのでしょう。そのために、知識を蓄積することを専門にしている大学があるのです。なんとか、この悩みが解決するような提案や企画ができればいいな。と思い、今日は出張窓口を終了しました。
市民プラザのみなさま、どうもありがとうございました!また来月は7月12日(木)です。よろしくお願いします。
(写真は市民プラザの様子です)
布施未恵子