「コウノトリ育む生物多様性湿地の創造」をテーマに2010年度・農業農村プロジェクト演習(NNP演習)に参加した河原蕗子さん、小島彩さん、田中美涼さん、藤田美幸さんさんの4名が、演習成果を『コウノトリ野生復帰学術研究発表会』(於・豊岡市、2011年12月10日)で発表してきました。力作の発表スライド、ぜひご覧ください!
発表会の様子や、その他の発表者の研究内容は、豊岡市のホームページからご覧になることができます。
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1323751481902/index.html
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1214890421676/index.html
(近藤史)
~河原さんより、発表会の報告が届きました!~
今回の学術研究発表会では、コウノトリ育む農法を支援するために学生が行った調査について話を聞くことができました。コウノトリの郷公園に遊びに来られた人たちの満足度を調査したもの、福井県でのコウノトリ放鳥に関する調査を行ったもの、頻出するクマに対する豊岡市民の意識を調査したもの、など内容は様々でした。私たちはフィールドに出て、植物や動物の調査をした結果を発表したのですが、ほかの学生の人たちはアンケート調査の結果を分析したものを発表しておられました。これが少し印象的でした。
講評では、豊岡と篠山の植生比較の仕方をもう少し考えた方がよい、いきもの暦はおもしろいがそれを作成した目的やプロセスをもっと詳しく知りたかった、というご指摘をいただきました。もっと試験設計をしっかりし、目的にそって調査をすすめられたら良いと思いました。
豊岡研究発表会スライド
(河原蕗子)