【2015実践農学入門】第3回 現地実習を実施しました。

2015年6月20日(土)くもり時々晴れ

前日の天気予報では、雨となっていた梅雨の土曜日。学生たちの願いが通じたのか、天候はくもり、農作業をするには快適な1日となりました。

▪︎つるをみると直したくなる衝動
 岡野地区で受けいれていただいている今年は、山の芋の栽培を学んでいます。前回は、植えられたばかりの圃場でしたが、今回は、ぴよーっと、つるが伸びていました!それらのつるで、2本が絡まり合っているものをほどき、伸びやすいように方向を修正してあげるのが「つる直し」という作業です。
 半腰状態で、つるを直し続ける作業は、ほんとうに腰に負担がきます。かつ、数日畑にいかなかっただけで、つるが水に浸るなどして枯れてしまっていたりと、こまめに様子を見に行ってあげないとならないなんて、山の芋はとっても寂しがりやな作物なのですね。
 そうした作業を1日続けていましたが、その結果、家の近所でみる植物などでつるをみかけると、つる直しをしたくなる衝動に駆られたわけです。つる直し作業は好き嫌いが分かれるようですが、私はけっこう好きでした。ただ、何本かつるを折ってしまい、つる直し作業に向いているかどうかは、、なんともいえませんね。

▪︎梅パワー炸裂
農家さんと作業をする実習で、密かに楽しみにしているのが「お茶の時間」。おやつを楽しみにしているのではなく、この雑談の時間に、一気に農家さんとの距離が縮まるのです。
今日は、なんと「梅ジュース」をいただく機会を得ました。これ、さわやかでかつ甘くて、とっても美味しい!!お母さんの手作りの味には、ほかのどの市販のジュースも叶いません。これを飲んでまたパワーが出たので、作業をまた続けることができました。

そんなこんなで、1日中つる直しをしたり、班によっては黒大豆の播種を手伝うところもあったようです。農家さんからは、「一度教えたら手慣れたもんや。作業がはかどって、ありがたいね」というお言葉をいただくことができました。次は7月。雑草と戦う山の芋を応援する作業になります。次もよい天気でありますように。

文責:清野未恵子

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