【2015実践農学入門】第1回 現地実習の様子

2015年5月23日(土)くもりときどき晴れ

前日までは雨模様だった篠山も,この日はなんとか天気が回復し,実習の日を迎えました.

今年の受入地区は岡野地区.神戸大学農学部の前身である「兵庫農科大学」が所在していた地域でもあります.そんな岡野地区では,篠山の特産物のなかでも「山の芋」の栽培が盛んです.
そこで,今年の実習は,山の芋農家に受け入れていただくことにしました.今年は抽選で選ばれた50名が履修をしています.

例年,初回の実習では,地域を知るために,まち歩きをします.今年は岡野地区のシンボルである「権現山(260m)」にのぼりました.
ほんのり汗をかいて頂上につくと,地域の歴史に詳しい地元の方から,岡野地区についての説明を聞くことができました.砲台があったとか,のろしをみるための丘だったとか,この地が過去の戦における要所だったことがわかりました.

お昼は,地元のお母さん方がつくってくださったカレーをいただきました.
なんとおいしいことでしょう!すっかり売り切れとなってしまいました.

午後からは,さっそく各集落にわかれ,すでに植えつけられている山の芋畑をみたり,わら敷きを体験したりしました.

これから学生とともに山の芋の成長を楽しみに,篠山での実習を進めていきたいと思います.

(清野未恵子)

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