10月21日(土)、川商フーズ株式会社の幸前正次氏をお迎えして開催し、篠山市内外の農業者や篠山イノベーターズスクール生などを始め7名が参加しました。
中国への出張帰りの幸前さんからは、グローバル市場における食品業界の動向や、中国における農業生産、流通ビジネスについての現状について話題提供がありました。
はるばる東京からご参加いただいた方の中に、幸前さんが通われていたビジネススクールのご学友である菅井恵介氏がおり、ご在籍のベンチャー企業での、農業テックの取組などについても触れていただきました。75 分の短い時間でしたが、明快にお話いただき、参加者からは、グローバルの消費ニーズや商社ビジネス、中国の農業事情や、農業テックの普及状況などについて多数の質問が寄せられました。ローカルビジネスに取り組む方々の、グローバル展開への視野を拡げてくださったような、充実した時間でした。
場所:神戸大学・篠山市農村イノベーションラボ
講師:幸前正次
(川商フーズ株式会社 加工食品グループ長/川商(大連)貿易有限公司 副董事長)
1973年生まれ。和歌山市加太出身。神戸大学農学部卒業。 1996年 川鉄商事入社(現川商フーズ)入社以来10年中国・東南アジアから日本向け果実・農産品を中心とする食品の輸入に従事する。2007年中国に転勤(青島・大連)2015年までの8年(中国:青島・大連に駐在)現地にて業務に従事。(駐在員:4年、現地子会社の総経理=社長4年)
主に、新規事業として中国での国内販売、日本向け事業の川上戦略推進、現地事務所の法人化を担当。
2015年4月に、現職の加工食品グループ長日本向け輸入、日本から海外への輸出、三国間業務を行っている。