2013年5月22、23日 快晴
今年度、今田地区で受け入れていただく「実践農学入門」で、最初に全員でおこなう農作業が田植えです。
毎年、神戸大学では普通の田植えではなく、田んぼアートに挑戦するのが慣習となっていて、今年も、今田地区のイメージキャラクター「ときめきくん」と神戸大学のキャラクター「うりぼー」をコラボさせた絵を、複数の種類の稲を使って描くことになりました。
当日までの段取りにいろいろな手間がかかるのが、田んぼアートを実施する難点ではありますが、この事前準備の段階からかかわっていただく人が多ければ多いほど、できあがりの時の感動も、多くの人で共有できるという良点もあります。今年も、産業高等学校、東雲高等学校にご協力いただき、25日の田植えができる準備が整いつつあります。
22と23日の2日間にかけて、田んぼのうえに、絵の輪郭をなす279点を測量し、杭が打つ。という作業が産業高校の教員及び生徒さん合わせて、のべ20名によっておこなわれました。
日差しが照りつけるなか、「もっと東~。いや、西。30cmほど西」というような合図を山車ながらの作業です。それを279回もするのですから、大変な作業です。それを、きびきびとこなしてくださる先生と生徒さんにはほんとうに頭があがりません。
25日には、神戸大学の学生と教員合わせて60名と、今田まちづくり協議会の方、受入農家の方、東雲高校、産業高校など総勢100名ほどで田植えをおこないます。これから6回ほど、今田地域にお世話になります。今年も涙あり笑いありの楽しい実習になることを願い、25日の晴天を願いたいと思います。
布施未恵子