台風21号の接近により中止となった【森の学び舎 現地ワーク 第6回】をスライドさせ,本日開催。
まずはラボで集合した後に,これまでの森の学び舎の取り組みを簡単に紹介しました。状況を共有した上で,第2回(5月)で種まきをした市内の綿畑に,みんなで栽培の成果を確認しに行きます。さあ,畑はどんな風に育っているかと期待を胸に訪問しましたが,,,残念!今年は天候不順もあり綿は上手く育たなかったようです。今年の経験を糧に来年はぜひ成功させたいものです。
その後,フィールドステーションに場所を移し,いよいよ今回のメインプログラム,篠山産の間伐材でのスピンドル作りと,そのスピンドルでの糸紡ぎに挑戦です。講師の板垣順平氏の指示のもと,篠山産材を使ってスピンドルを作りました。主軸以外はホームセンターで揃うような部材で作られており,誰でも簡単に作れます。そして,糸紡ぎ。まずは紡ぎやすい羊毛で糸紡ぎのコツを覚えたあと,綿の糸くりにトライしました。繊維の長い羊毛は比較的糸が切れずにヨリがかかっていくのですが,綿は繊維が短く本当に切れやすいようで,参加者の皆さんも大変苦労しておられました。ただ,皆さん,糸くりの魅力にとりつかれたようで,黙々と作業を続けておられたのが印象的でした。
作業の前には,コーディネーターの内田さんから,木材市場の現状や,篠山産材を取り巻く現状の説明もあり,手と頭を動かしての学びの機会となりました。
綿畑を再訪
篠山産材のスピンドル
みんなで糸紡ぎ