丹波地域(丹波市・篠山市)では、関西大学、関西学院大学、神戸大学、兵庫県立大学がそれぞれ活動拠点を設置し、地域連携の基に学生のフィールドワーク等を実施し、若者減少や高齢化の進行等で活力が低下しつつある地域の活性化に貢献しています。
その中で、大学の授業等の取り組みとは別に、自主的に地域と連携して地域貢献活動を実践する学生グループも出てきています。また、その学生たちの地域貢献活動に対し、行政に加えて、民間事業者の方にも自ら支援する動きが芽生えてきています。
この度、丹波地域大学連携フォーラムでは、学生の活力や知恵、経験等を活かした地域への貢献活動を報告し、あわせて民間事業者における支援の取り組み内容を紹介し、参加者全員でグループディスカッションをおこないました。
また、昨年度に引き続き、フォーラム開催にちなんだスウィーツも制作し、参加者で試食しました。
今回のスウィーツは、神戸大学農学研究科食資源教育研究センターで栽培しているみどり(藤稔)を、篠山市内のレストラン「ささらい」のオーナー藤岡敏夫さんに、ババロアにしていただきました。
■学生たちの活動報告
ユース六篠、ささやまファン倶楽部、柏原まちづくりプロジェクト、関西大学の4つの団体がそれぞれ丹波篠山地域内でおこなっている活動を報告しました。
■グループディスカッション
各班10名程度に分かれて、学生らの活動報告をふまえ、これまでの地域活動における課題や、今後の展望などについて議論しました。
それらの詳細については、FacebookのRural Student Networkのページに掲載してありますので、そちらもご覧ください。
今回のフォーラムをとおして、大学間の交流が促進されたほか、受入地域のみなさんとも今後の展望について議論ができ、有意義な場となりました。
これを通じてできたネットワークが、丹波地域の課題解決へとつながればいいなと思います。
学生のネットワーキングの場としてFacebookのRural Student Networkをぜひご活用ください!
(布施未恵子)