【2012実践農学入門】農家へ弟子入り!田んぼアート稲刈り&黒枝豆収穫と販売|レポート

10月20日土曜日、雲のち晴れ!
実践農学入門 第6回実習『田んぼアート稲刈り&黒枝豆収穫販売』が実施されました。

午前中に行われたのは、5月に田植えをした田んぼアートの稲刈りです。
HP上では何度か写真にて報告はしていましたが、完成状態を生でみるのは初めての学生も多く、現地ではまず、物見台に上がっての見学を行いました。
その後記念撮影を行いました。記念撮影には、「せっかくだから良い写真を!」というまち協の計らいで、地元のアマチュアカメラマンの方が来て下さいました。どんな写真が撮れているのか楽しみです。

稲刈りには、神戸大学の実習生45名と東雲高校の生徒5名、そして田んぼアートの図案測量をして下さった篠山産業高校から3名の生徒さんが参加してくれました。

田植えの際には、ほとんど違いの分からなかった苗ですが、成長とともに草丈、穂の色の違いにより絵柄が見え始め、9月の中頃にははっきりと恐竜とにしきの文字が浮かび上がりました。実習の日は見ごろは残念ながら過ぎており、発色はピーク時に比べ悪くなっていたものの、恐竜の姿ははっきり分かり、歓声が上がりました。
一部、本来の図案とは違った種類の稲穂が頭を垂れる区画があったのはご愛敬…。

稲刈りは、各自鎌を持って4つのグループに分かれ、四方より中央に向かって刈り進めました。
最初はなれなかった学生も、コツをつかむとリズミカルに刈り進め、約1反程の田んぼがあっという間に刈り取られました。刈り取った稲は、コンバインにて脱穀します。

途中、バインダーという稲刈機とコンバインでの稲刈りの実演も見学させて貰い、機械による稲刈りの勉強もさせてもらい、稲刈りは終了。
脱穀までは時間的に行えなかった為、地域の方にお願いして学生達は午後の実習へと移動しました。
まち協のみなさまをはじめとして、地域の方には毎回大変お世話になっています。ありがとうございます。

なお、今回収穫したお米は、西紀南地区で行われる『ふれあいの集い』という地域交流イベントにて販売を予定しています。お楽しみに!

さて、午後からは各農家さんへ分かれての弟子入りです。今回のテーマは『黒枝豆収穫と販売』
収穫された枝豆を、出荷できる状態にするための葉落としや結束をひたすら黙々と作業する班もあれば、農園での直接販売をお手伝いする班、お客さんの選んだ枝豆の収穫から、要望に合わせて葉落としやもぎり作業を行う班などそれぞれの農家さんで、様々な体験が出来たようです。

帰りはもちきれないぐらいのお土産を手にきらきらした顔で帰って行った学生達。
各班が実際にどのような実習を行ったのかは、近日中に食農コープ教育HPに学生達の手によってレポートがアップされますのでお楽しみに。
なお、食農コープ教育HPには過去の実習のレポートも掲載されていますので併せてご覧ください。

(藤原ひとみ)

前のページに戻る
Copyright © 2023 Kobe Univ. CRP & Tambasasayama City All Rights Reserved.
  • HOME
  • ACTION
  • RESEARCH
  • EDUCATION
  • REPORT
  • ABOUT