篠山市日置地区でみつかった中西家の古文書調査を契機に、神戸大学文学部と篠山市との連携事業が始まったのがH22年度の冬のことでした。それから、毎年開催している文学部の古文書合宿を篠山市で開催することになったのがH23年度です。今年も、その流れをうけて篠山市で神戸大学文学部の古文書合宿が開催されています。
今回の合宿参加者は学部生が24名、博士前期課程が12名、博士後期課程が2名と、教員10名、神戸大学附属図書館から2名の合計50名です。
合宿の1日目は、古文書が保管してあった中西家の蔵(現在のささらい)を視察し、簡単な講義をおこない、夕方から市民向けにオープンセミナーを開催しました。
合宿の2日目は、古文書の解読をおこなっています。
昨年度も、篠山市民の方が合宿を視察にこられて、学生たちと話をしています。古文書解読などに興味のある方、ぜひこれを機会に篠山フィールドステーションに足を運んでみてくださいね。
布施未恵子