篠山イノベーターズスクール事業報告会開催。
産官学金民の皆様と、スクールのこれから、
「地域ビジネスのエコシステム」づくりについてディスカッション。
3月8日(木)、「篠山イノベーターズスクール事業報告会」を開催しました。
第1部では、篠山市を始め、関係機関、地域金融機関、スクール生の受け入れを積極的にしてくださっている「地域ラボ」の関係者に対し、開講より1年半ほど経ったスクールの事業成果について、事務局長より報告を行いました。
CBLやセミナー、起業サポートの提供など、実施してきたプログラムの内容や受講生の学びの様子が報告されたほか、成果として、起業家7名の誕生以外に、「農村イノベーション」を志向する学びや実践コミュニティの創発、若者の地域での活動者を増やす窓口の役割などが、スクール生の具体的な実践活動を事例に報告されました。
今後は、伴走支援を強化し、スクール生の活躍を見える化する事、エキラボのインキュベーション機能のさらなる強化が必要とされています。スクールのプログラムの改良も、行ってまいります。
また、企業と連携したプログラムや実践活動などについての可能性も提示されました。
第2部では、「農村地域の人材育成」についてディスカッションを行いました。地域ラボ関係者より「集まる若者、起業の機運は醸成されてきたものの、資金や住まい、地域のサポートが不足しており、起業の壁となっている」との意見が挙げられた事を皮切りに、スクールやラボ、篠山市が、どういった起業家像をもって今後も起業家を輩出していくのか?が議論され、1時間ほどでしたが、濃密なディスカッションの時間となりました。
篠山イノベーターズスクールの今後を共に考えてくださる仲間がいることに、ありがたく思います。