"地域農業が続いていく(地域の農地が守られていく)ためには、どうしたらいいか?"
担い手農家やUターン者、兼業農家、研究者、市役所職員など、各々の立場で"地域農業の将来"について、思うこと、考えていること、現在取り組んでいることなどを共有しあい、バー(場)形式で、気楽に真面目ディスカッションするコミュニティ、“地域農業の将来を考えるバー”を開催しました。
篠山イノベーターズスクール2期生であり、市内の農家、吉良佳晃さんの発案により発足したこの企画。
今回は、衛藤彬史さん(神戸大学農学研究科 学術研究員)より「複数集落の連携による地域資源管理を進める上での制度的課題 ―多面的機能支払交付金における広域化メニューの取組みを事例に―」、柴﨑浩平さん(神戸大学農学研究科 研究員)より「新規就農者の定着傾向について」の話題提供があり、14名が参加しました。
参加者の動機は、農業をビジネスとして成り立たせながら、農地も守る方法はないか?新規就農したが、農地保全について地域と同じ方向性を持てない。どうしたらいいか?
篠山の農業、特産品黒豆に安住していていいのか?兼業農家と専業農家がどのように農地保全に関与していくべきか?などでした。話題提供後には、なんのための農業か?
新規就農者の定着率の差が生じる理由は?などディスカッションがなされました。