【スクール】篠山イノベーターズスクール4期生 開講式を開催!

2018年5月19日(土)、篠山イノベーターズスクール 4期生(2018年度入学生)の開講式を開催しました。
篠山イノベーターズスクールは、2016年10月に第1期を開校し、これまでに55名のうち7名の起業家や新規就農者を育んできました。
4期は過去最多、総勢33名のスクール生でスタートすることとなりました。

開講式では、彼らが神戸大学・篠山市農村イノベーションラボに一同に会し、主に顔合わせとガイダンスを実施しました。
スタッフからは、スクールの1年間の流れや、さらに充実した起業サポートの内容などについて、
神戸大学の中塚准教授からは、農村地域のイノベーションに関するミニ講義、
篠山市の職員からは、篠山の地域概要や魅力についての紹介があり、
またCBL(Community Based Learning)ごとに、講師を交え、プロジェクトのオリエンテーションを行いました。

開講式の終了後は、マドラスカフェ(篠山市小川町)さんによるカレーランチをいただきながらの交流会、
その後は、市内「地域ラボ」やスクール生の起業地を巡るバスツアーを実施しました。
ツアーの主な訪問先は、地域ラボ@西紀南(西紀南まちづくり協議会)、地域ラボ@日置(日置まちづくり協議会)、3期生・山本季代子さん(篠山市川北)の3カ所で、
道中、もうすぐ茶まつりを控えた味間地区や、無人駅のJR丹波大山駅で「オオヤマルシェ」が開催された大山地区、
3期のスクール講師「futaba cafe」、毎年「ササヤマルシェ」が開催される篠山の城下町などを通過しました。

地域ラボ@西紀南では、西紀南まちづくり協議会の北山さんが案内をしてくださり、住民から寄付を受けた物件を、若者や学生起業家とともに活用していくビジョンなどを伺い、拠点を見学させていただきました。
地域ラボ@日置では、日置まちづくり協議会の池野さんが案内をしてくださり、日置地区の概要やまち協の活動、コベクロの活動などを伺い、拠点を見学させていただきました。
3期生・山本季代子さんからは、自宅横の倉庫の一部を改修した加工所や圃場などを案内いただき、現在準備中の、引きこもりの方への支援を兼ねた6次産業化事業などについてお話を伺いました。

33名の4期生は、篠山市内にお住いの方が2割弱、残り8割は、神戸市内、阪神北、阪神南、播磨、大阪府、京都府と、近畿圏各地から通学されます。
篠山市ご出身や、UIターン準備中の方もいらっしゃるとのことです。年齢層は18歳の大学生から69歳のシニア世代まで、幅広いです。
動機も「Uターンで農業を継ぎ、ビジネスにしていきたいと思っている」、「農村民泊の開業を目指している」、
「地域活性につながるような事業をしたいと思っている」、「農産品の企画やプロデュースを行いたい」、「現在のビジネスを、さらにブラッシュアップさせたい」など様々です。
多様な経歴を持った人材が集まり、篠山を舞台に、農村地域での仕事づくりに向けて、学びと実践を繰り返していきます。

5/19 神戸新聞丹波版に掲載されました
>>https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201805/0011272471.shtml

PHOTO GALLERY

マドラスカフェ(篠山市小川町)さんによるカレーランチをいただきながらの交流会。

3期生・山本季代子さんの起業拠点を訪問。倉庫の一部を加工所に。

地域ラボ@日置を訪問。綺麗なキッチンカウンターができていた。

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