久々の開催となったRural Learning Network(通称るーらん)※。
今回は,昨今のエネルギー価格の上昇もあって注目されている「再生可能エネルギー」について,「地域」で取り組むにはどうすればよいかに関心をもつ方々に参加いただき,ネットワーキングと情報交換を行いました。
地域資源を活用した小型ガス発電施設の導入事例について,新宮エネルギー株式会社の荒木康孝さんに話題提供をいただいたのち,林業や森林管理,木材利用,エネルギー,竹や刈草の活用,環境影響,地域資源のビジネス化など,それぞれの関心について参加者が自己紹介し,フリートークで互いに質問したり情報提供したりと和やかながらも熱い時間でした。
今回は「スタート」の会。ここから具体的な実践のための協働を進めるため,シリーズ化して続けていく予定です。
※Rural Learning Netwokとは,2012年夏に始まったセミナーで,2019年8月まで,さまざまなテーマで29回を重ねてきました。目指しているのは,①ネットワーキングの場,②知識共有と実践の場→実践コミュニティが生まれる場,③実行のための協働促進(役割分担)。ここから「行政発/大学発の調査・政策」から,「協働による現場発の研究・政策への転換」をはかっていきたいと考えています。