2022年度の実践農学入門、地域の方々への成果報告会が古市地区で開催されました。
1年間の実習を通して見聞きし、発見したこと学んだことをもとに、地域の課題を新しい視点で(イノベーション!)解決する提案。大学生9班と篠山東雲高校の1班が報告しました。
優秀賞の地域連携センター賞は1班の「ふるさと農業」が受賞。「ふるさと納税」をお金ではなく、労働(農業ボランティア)で支払い、返礼品は農産物や地域内で使えるクーポンなどで、という提案でした。ふるさと納税額第何位、なんていう報道もありますが、地域で望まれているものをダイレクトに納税(税ではないか)という発想が面白いですよね。
市長賞(酒井市長も全発表を聴いてくださり、授与くださいました)は、5班の「ささやまクーポン」。なんとクーポンを貯めたり使ったりするためのスマホアプリを試しに作って披露してくれました。補助金申請書類作成などの作業は、遠隔地のサポーターもオンラインで手伝え、クーポンをゲットできます、という発想は、新たな関係人口獲得にもすぐ使えそうな仕組みです。
東雲高校生も、大学生に負けずに健闘しました!「僕たちは地域の資源です」は、東雲高校の生徒だから言えるのかも。
古市まちづくり協議会からも賞をたくさん用意いただき、温かい豚汁も作っていただきました。多くの地域の方々が発表を聴いてくださり、次年度もなにかの形で連携活動をつなげていきたいと思います。
この一年間、おせわになりました!