「丹波の赤じゃが」プロジェクト
神戸大学農学研究科附属農場が栽培方法を確立したバレイショ(ネオデリシャス)を、当時の農場長の伊藤教授が真南条営農組合に特産品としての栽培を提案。
学生らと地元が『丹波の赤じゃが』と命名して、真南条営農組合で栽培を続ける。
2017年には、イノベーションラボのスタッフや篠山イノベーターズスクール受講生、学生が『赤プロ』(「赤じゃが」を使ったグッズ(product)の販売を応援(produce)するプロジェクト)という名前のプロジェクトを発足し、様々な商品化も検討、いまに至る。
なお、「ネオデリシャス」は,県立兵庫農科大学(現・神戸大学農学部)の川上幸治郎教授が1972年が名城大学時代に育種した品種。表皮が赤く、中身が黄色で、でんぷん価が高いのが特長であるが、通常の栽培法では大きくなり過ぎて中に空洞ができるところ、神戸大学附属農場の保坂教授が小さく育てる方法を確立した。