神戸大学古文書合宿2023夏
9月7日~9日、神戸大学文学部の学生と教員らが丹波篠山フィールドステーションを拠点に、「古文書合宿」を行いました。同合宿は15年ほど前から続いていましたが、コロナ禍で中断し、今回は3年ぶりの実施となりました。
まだ調査が行われていなかった青山歴史村所蔵の特に商家だった平野家の文書を中心に、書簡や絵図などのさまざまな古文書を扱い、学生たちは市民や市史編纂事業の担当者とともに内容を示す個票をつけ整理する作業を行いました。学生の他に市民や市史編纂事業の担当者らも参加し、一緒に古文書と向き合いました。
学生からは、「学内で古文書を読んでいたコロナ禍の3年間と比べ、実際に現地に来ると想像の仕方が違ってくるので、良い機会になった。」など、実際の古文書に触れて読み解くことが良い経験になったとの感想をいただきました。